商品紹介product
ひかっちょむ
照明
焼酎吉四六の空きビンを利用した照明
アップサイクルというテーマでものづくりをしていく際に私たちが重要視したのは、
(1) リサイクル、再利用といった既存のシステムでは効率の悪い素材を使う
(2) ゴミとなってしまう物の本来の良さをそのまま生かして新たな価値ある商品にする
の二点であり、これらのことがゴミになってしまうものに新たな価値を見出すというupcycleの意義なのではないかと考えました。
そこで私たちは規定のサイズになっていないガラス瓶を商品にしようと考えたのです。
なぜなら、一升瓶のような規定の瓶は酒屋さんに持っていけばリユースも可能ですが、
規定のないユニークな形の酒瓶たちは回収されても砕かれてガレットというガラスの素材に戻されてしまい再利用のパフォーマンスが悪いですし、何よりガラス瓶がユニークでかわいいので使いたいと思ったからです。
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工場で端材が出る現場を見学
たくさんの端材から物色-
11人のクリエイターさんの前で
アイデアをプレゼン。 -
阪井さんとの出会い
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居酒屋の店主さんに瓶の回収、再利用について教えてもらう
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居酒屋専門の瓶回収業者で瓶を探す
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吉四六の瓶に出会う
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形がとてもいいのでこの瓶をなるべくそのまま生かした商品を作りたい!
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吉四六の瓶は分厚く、
瓶を切れば本来の形の良さ、色の具合、質感を生かせるだろう!と考えたのですが、、 -
吉四六の瓶は分厚く、切っても火にかけても中々上手くいかなかった
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何度もトライ
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何とかガラス切りに成功しました!
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試行錯誤の末、試作品完成
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どうすればきれいに加工できるか...。
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試作品2
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なんとか完成
講座を終えて
大阪大学人間学部人間科学科 1年 枝廣 和幸
本来ごみになってしまうものにそのものが持っている良さを見出し、もの本来の良さをいかして新たな価値を持った商品を作る。
とても面白い試みだと思います。
しかし、他人に買っていただく商品を、価値を生み出すというのは自分には初めてのことでとても難しく、阪井さんにおんぶにだっこでした。なので意味のあるいい商品ができたと思います(笑)。
この講座でぼくは自分にとって何が価値あるものなのかということと働くかっこいいおとなってどんな人なのか、よく考えさせられたし見せてもらいました。自分の感性信じて面白いと思ったことを実際にやってるおとなにぼくもなりたいです。みなさんとの出会いに感謝。