商品紹介product
Atelier Exterieur
家具 折りたたみテーブル
自転車を題材にすることを決定した後、解体に取り掛かりました。解体していて気づいたのは、自転車自体がもうすでに洗練されたデザインをしているということです。日常生活での使用に対する耐久性を保ちながらも効率性や利便性を追求した、必然的な結果としての形は美しいと思いました。また、完成されたものの行きつく先が「放置」であってはいけないとも思いました。
この商品には、自転車の中でも、特に放置されることが多いママチャリの特有のパーツであるスタンドを利用しました。普段は足でかけているロックを、今度は手でかけてあげてください。
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組み立てて試作。いろいろジョイント!
講座を終えて
大阪大学経済学部経済経営学科2回生 中野 智哲
端材をベースにして商品立案から発売に至るまでのプロセスを実際に体験できる授業があると友人から聞いたのが、この授業を履修したきっかけです。
そんな授業があるのか!と、衝撃を受けました。受講してみると、正直思ったよりもしんどかったです。いままでの勉強によくある、コツコツ進捗していくスタイルではなく、アイデアのひらめき次第で一気に完成まで進んでカタチにしていくというスタイル。うまくいかなければ、ずっと同じ段階をうろうろ。2単位のボリュームじゃないだろ!とかいろいろ思ったりもしましたが、でもそれだけに、完成へのステップを進んでいるという感覚が生じる時はやりがいを感じました。
いい意味で、10月に考えていたのとは全然違う商品を作ることができました。半年という短期間でこんなに素晴らしい商品ができたのは、徳田さんはじめ、この授業に関わってくださったプロフェッショナルの方々、授業中にたくさんアイデアをくれた学生の仲間のおかげです。お世話になりました。ありがとうございました。
濱田先生、この授業は理論先行型の多くの阪大生に、いろいろな考えに触れさせることができる素敵な授業だと思いました。来年度からも頑張って続けていってください。