端財アップサイクル講座 プログラム
プログラムprogram
第3講 「工場見学〜工場萌えツアー」[実践]
2014年・10月18日(土)9:00~17:50
製造現場、産廃処理場、アップサイクルの実践現場の視察を行い製造設計から不良品が発生する原因また端材のその後を学ぶ。
- [担当講師]
- 原田徹朗(株式会社レイ・クリエーション)
- [講座内容]
-
1. 日本精機株式会社
2. 三栄金属製作所
3. 芦原橋ソルトバレイ
4. 中の島SPINNING
1.日本精機株式会社
海外で使用されている日本車の修理用エンジンバルブを熱間鍛造にて製造。世界60社と取引のある60年企業。
製造工程で出る端材、不良品を工程ごとに見学。
-
髙橋社長よりエンジンバルブについての説明
-
社員の方より、どのようにして端材や不良品ができるか説明
-
エンジンバルブの端材、不良品
2.株式会社三栄金属製作所
水回りの部品を中心に金属および樹脂の加工を行う。製造工程で出る端材、不良品を工程ごとに見学。
-
山下社長より端材の量、現状の処分方法、費用など具体的な数字を出して、端材の活用の意味について話を聞いた。
-
型抜きの工程で出る端材の現場
-
樹脂成型の工程で出る端材
3.SALT VALLEY(株式会社コムプランニング)
端材を利用してビルをリノベーションした事例を見学。
-
到着するなりガーデンにてみんなでBBQの昼食タイム
-
ガーデンにてビルオーナーの塩谷氏、デザイナーの城村氏よりリノベーションの概要説明。ガーデンの壁は、パレットの再利用。
-
「まちデコール2014」の開催中でもあり、レザークラフト展、トルコのキリム展なども見学。さらにタリアのアップサイクルアーティスト、クラウディオ氏も来場。
-
芦原橋にある築40年のビルを、デザイナーと施主とボランティアのメンバーでリノベーションした実例。パレットや桟橋の古材を利用した、アップサイクルの例を見学した。
4.「不良品から富良品へⅡ」
不良品や端材を利用し、アップサイクルしたプロダクトやアートの展示を見学。(「まちデコール2014」)